滋賀県政WATCH

滋賀県のコロナ対策についてのブログです

感染症対策室理事・角野氏の発言について(1)

※ここでは2020年での認識についてまとめています。最新のものについては記事を追加していきます。

 

滋賀県にはコロナ禍において感染対策室が設置されました。

www.pref.shiga.lg.jp

理事(トップ)は角野文彦氏です。

角野氏は、2020年にふりーさんのインタビュー(前半)において無症状者は他者に移す可能性が低いからPCR検査は無意味と発言しています。

 

要点(インタビュー前半)をまとめると、

 

PCR検査の目的は隔離であり、治療のためではない

翌日感染する可能性があるため、高頻度で検査しなくてはならない

感染者の8割が無症状かつ軽症

他者に感染させる人は極めて少ない

有症状者(感染者の2割)は他者に感染させる可能性が高く、重症化のリスクもある

症状のある人を見つけていかなければならない

有症状者にはPCR検査をしている

(発症前含め)無症状者は排菌量が少ないため、時間とコストとの関係から、医療介護関係者へのPCR検査は必要ない

 

といった発言をされています。



また、2020年の県議会でも、同様に

無症状者でもうつすという話があるが、検査をしていたらキリがない

と発言しています。

 

2020年8月には、

無症状の陽性者が見つかったからと言って検査を増やすことは科学的におかしい

とも発言しています。

 

なお、2020年の時点で、角野氏はPCRの精度を70%ほどであるという認識をしています。

このことを念頭にした発言であることも書き添えておきます。

 

 

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